
暗号資産をポートフォリオに組み込むときの考え方を知りたい
運用している人の実例も知りたい
このような疑問に対して、本記事では「初心者が暗号資産をどの程度購入すべきか」と「暗号資産投資している人のポートフォリオ実例」が理解できます。

私はITベンチャー会社員 兼 個人投資家で株式を中心に現在8桁の資産運用中。2021年から暗号通貨投資をスタートし現在は6桁のビットコインとイーサリアムの運用をしています。
この記事を最後まで読むことで、安心して暗号資産をポートフォリオに組み入れる割合がわかるようになります。
初心者の方にもわかりやすいように開設していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
投資をする際は、投資対象について、ご自身でよく調べご自身の判断の上で、余剰資金で投資されることをおすすめします
暗号資産(仮想通貨)のポートフォリオ割合は1〜5%が推奨されている
世界的に有名な金融企業JPモルガン社の専門家も、暗号資産について以下のように話しています。
複数のアセットが組み込まれるポートフォリオの中で、全体的なリスクを考慮し収益を最大化する為には、ポートフォリオ内での仮想通貨の保有率は最大1%にしたほうがよいだろう。
JPモルガン社 ストラテジストJoyce Chang氏とAmy Ho氏の発言
また、ビットコインを保有している有名な投資家のPaul Tudor Jones氏は自身のポートフォリオの2%をBTCに投資しています。
暗号資産をポートフォリオに組み込む投資家は増えてきています。
なぜかというと、暗号資産は株や債権などの伝統的な資産の乱高下をヘッジ(リスクを下げる)する手段として好まれているからです。
そもそもポートフォリオとは?
ポートフォリオとは金融資産の「組み合わせ」と「割合」のことです。
例えば、図のようなグラフにして表現することができます。

このポートフォリオ比率の場合、総資産1000万円を持っていた場合、暗号資産は10%分なので100万円をポートフォリオとして保有しているということになります。
1〜5%が推奨されている理由(注意点も)
著名な投資家でも1〜5%の比率なのは以下の理由があります。
- 価格の変動が激しい(ボラティリティが高い)
- プロジェクトが終了することもある(価値がほぼゼロになる可能性も)
- ハッキングされる危険性もある
上記のようなリスクもあることから、なるべく保有比率を抑えた守りの運用方針を取ることがおすすめです。

万が一の場合も、リスクを最小限に抑えられると言えますね
暗号資産は「持たざるリスク」という考え方も
持たざるリスクとは、あるものを保有していないことで、将来的に得られる利益を逃してしまう(損をしてしまう)という考え方です。

私もこの考えに共感しているため、少額でも今から保有しておくことにしています
暗号資産(仮想通貨)をポートフォリオに含めるメリット
ポートフォリオに含めるメリットは以下の2つです。
- インフレ対策になる
- 資産を増やす起爆剤になり得る
メリット①|希少価値が高い
暗号資産(仮想通貨)は希少価値が高いため価格の上昇が期待されています。
なぜ希少価値が高いと考えられているかというと、私たちが普段使っている日本円などに比べて暗号資産は発行量に上限があるからです。
対して法定通貨は国によって発行をコントロールできて、無制限に発行も可能です。

需要と供給の需要にバランスが偏る(購入したい人が増える)と価値は上がるのは想像できるかと思います
また、金と同じように発掘できる数量が決まっているため、ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれていたりもします。
メリット②|資産を増やす起爆剤になり得る
暗号資産(仮想通貨)は中長期的には価値が数倍になる可能性を秘めています。
例えばビットコインで見ても過去には約1年で7倍にも価値が上がりました。(以下チャート参照)


でもこれからも同じ上昇が起こるとも限らないのでは?
そう思われる方も多いと思います。
おっしゃる通り未来のことはわかりませんが、少なくとも私は上昇を見込んでいます。
実際に海外では現金と同じように暗号通貨を支払い手段として利用できる事例が増えています。
アメリカのポーツマスでは、市の税金をPayPal経由でビットコイン払いすることが可能に
引用元:COINPOST
今後の世の中の技術発展においても、暗号資産の技術やその需要はより一層高まっていくと考えているため、私は長期保有で投資していきます。
暗号資産に投資する際の注意点
暗号資産に投資を考えている方は以下をチェックしてからぜひ始めてみてください。
暗号通貨を購入する前にチェックしておくべきポイント6つ
- 小さく始める
→コインチェックなら500円から投資可能。余裕資金で少しずつ積み立てる気持ちで - 購入タイミングを考えすぎない
→将来価値から考えると現在価格は安い。買うと決めた時が買い時 - 短期売買で利益を狙わない
→短期売買は難易度が高すぎる。投資のプロでも相場を読むのは困難 - 基本的に長期保有
→長期で見ると価値は上昇傾向にあるので基本ガチホすべし - 一喜一憂しない
→暗号通貨は価格変動が激しいので、価格変動に惑わされない気持ちが大切 - 手数料をなるべく抑える
→販売所よりも取引所を利用すること。少額でも長期で考えるとチリツモでバカにならない

初めて投資する際は銘柄も冒険しないで、ビットコインやイーサリアムなどの銘柄にしておきましょう
これから暗号通貨デビューしたい方は、ビットコインから始めると良いでしょう。
私もビットコインから投資し始めました!
少額から購入する場合は、ビットコインであればコインチェックやビットフライヤーがおすすめです。
>>>【初心者向け】無料でできる!コインチェック口座開設までの手順
少額から積立投資もできるビットフライヤーも長期投資目線では良い選択肢になるでしょう。
>>>【初心者向け】ビットフライヤーで1円から始める少額積立投資の具体的手順
実例|筆者のポートフォリオを公開
わたしのポートフォリオでは暗号資産比率は約16%です。

推奨されている保有率より多く保有している理由は以下です。
- 仮想通貨の将来性を見込んでいるため
- ゼロになっても取り戻せる金額のため

とはいえど、価値がゼロになるのは基本的に避けたいので、投資する銘柄は冒険しすぎないようにしてます
守りの運用と比較して、わたしの保有比率だと、まぁまぁ攻めている運用と言えますね。
まとめ:暗号資産は少額から組み入れて慣れていく
ポートフォリオに暗号資産を組み入れる際の参考になる比率や考え方をご紹介してきました。
まとめると以下になります。
- 暗号資産の保有率はポートフォリオ全体の1〜5%がおすすめ
- 暗号資産はリスクも理解して少額から始めた方が良い
少額から始めることで、暗号資産(仮想通貨)の値動きにも慣れていくことが投資を始める第一歩です。
私のようにリスクを取りすぎるのはおすすめしませんが、投資を始めるのは今からでも遅いことはありません。